パッシブホーム×LIXIL住研で地域再生、地域開発プロジェクトをスタート
~パッシブホームとライセンス契約を締結~

  住宅フランチャイズチェーンを全国展開する株式会社LIXIL住宅研究所は、このたび、省エネ特許や北方型建築設計では先進的なノウハウを持つパッシブホーム株式会社と協働で、3月5日(木)から北海道江別市において、地域再生、地域開発プロジェクトをスタートします。また、プロジェクト開始に合わせて、パッシブホームのライセンスをLIXIL住宅研究所が活用する契約を締結いたします。
  江別 蔦屋書店の建物オーナーであり、株式会社北海道TSUTAYAと協働出資で経営しているパッシブホームでは、2017年9月より北海道江別市牧場(まきば)町にて、江別 蔦屋書店を核テナントとした商業施設の開発に着手しています。これは、「商業エリア」「オフィスエリア(ヘルスケア&コンドミニアム含む)」「住宅エリア」の3エリアで構成され、地域再生、地域開発を図る総合開発プロジェクトで、このたび、LIXIL住宅研究所は「住宅エリア」での開発をパッシブホームと協働で進めてまいります。
  また、パッシブホームとライセンス契約を締結し、LIXIL住宅研究所オリジナルの北方型仕様の商品をはじめ、全国展開を見据えた未来的な住宅や持続可能な住宅開発をプロジェクトの「住宅エリア」で開発します。具体的には、江別 蔦屋書店のエネルギーコストを70%削減したZEB※1の実績がある、パッシブホームの得意とする北海道基準をクリアする省エネやZEH※2などの技術と、LIXIL住宅研究所の知見に加え、有識者・学識者も交えて開発する北方型仕様パッシブ設計住宅のモデルハウスを「住宅エリア」に建設し、施工+建築条件付きで販売します。これらを通じて、LIXIL住宅研究所は「住宅エリア」を、北海道内における同社の考え方や技術を発信する拠点として活用していく事を検討しています。
  LIXIL住宅研究所は、新築事業をベースにZEH住宅の提供、リフォーム、リノベーション事業を進めてきました。
今後は、今回のプロジェクトで取り組む街づくり(スマートシティ)も含め、住宅型有料老人ホーム、買取再販事業など、非住宅分野を含めたお客様の住まいや暮らしについて、当社加盟店とともに各地域のニーズに合わせた事業展開を積極的に進めてまいります。

※1 ZEB: Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物の
ことです。
※2 ZEH: Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・住宅)の略称で、「ゼッチ」と呼びます。住まいの断熱性・省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅を指します。


パッシブホーム株式会社について
【社名】 パッシブホーム株式会社—PASSIVEHOME INC.
【所在地】 北海道札幌市北区北21条西12丁目
北海道大学構内北海道産学官協働センター
【代表者】 代表取締役会長兼社長 川多 弘也
【事業内容】 注文住宅、分譲住宅、マンション、賃貸住宅等の
企画・設計・施工・販売・リフォーム、江別 蔦屋書店運営、街開発