主力商品「FAVO(フェイボ)」を断熱性能Ua値0.35標準仕様などリニューアルし発売

株式会社LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーは、主力商品「FAVO」をリニューアルし、10月26日(土)から発売します。

FAVO外観イメージ

今回リニューアルする「FAVO」のリニューアルのポイントは3点、①Ua値0.35のダブル断熱仕様の追加、②地震保証付き構造パッケージの採用、③キッズデザインの進化になります。
1つ目の特長は、2030年には義務化が予定されているZEH基準(断熱等級5)の断熱性能、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、将来的には断熱等級6以上が今後の業界スタンダードへなるだろうとの想定より、Ua値0.35をクリアした断熱仕様を標準仕様の一つに追加します。


2つ目の特長は、地震保証付構造パッケージです。テクノスター工法、オリジナル制震システムEVAS(イーバス)、全棟耐震3設計、全棟耐震3チェック証明書、実物大建物での実験検証などの命を守る構造体と地盤・構造20年長期保証、60年定期点検システム、第3者機関検査体制(3回)、200項目以上の自主検査体制といった保証・検査体制に、新築から10年間、万が一お住まいが地震の揺れを起因として全壊・半壊した場合に建替えを保証する地震保証をパッケージ化し、提供するものです。

3つ目の特長はキッズデザインの進化です。2024年7月に発表した新施設「あそべる家」で取り入れた新しい子育ち提案「探究心を育む 子育ち環境のある暮らし」の仕様を実売物件であるFAVOに採用します。
「FAVO」は、これらの高性能、新機能を含んだ商品として2,000万円台から提供できる商品です。住まいの価格が高騰している昨今、より多くの人により良い住まいをより合理的に提供し続けられるよう引き続き、新たな取り組みにチャレンジして行きます。

■「FAVO」リニューアル概要
商品名 : FAVO(フェイボ)
発売日 : 2024年10月26日(土)
工法/構造 : 木造軸組工法(グランドスクラム構法)
プラン : 自由設計
販売価格 : 建物本体参考価格(標準地域、モデルハウス仕様) : 2,750万円(税込)

上記建物本体参考価格は、以下の条件となります。
・2階建て、延床面積112.41m2(34.00坪)、1F床面積:60.71m2(18.36坪)、2F床面積51.70m2(15.64坪)、3LDK
・省エネ基準地域区分 販売エリアの地域において長期優良住宅に対応
・太陽光発電システムは価格に含まれておりません。
・建物本体以外の付帯工事及び諸費用、土地の価格等は含まれておりません。
・価格は、建物の大きさ、お客様の選択するオプション変更などにより変わります。
・価格は、2024年10月時点での価格となります。今後の資材や設備等の変動に伴い、価格は変わる可能性があります。
・建築地域の敷地条件や気候風土や特性等により、エリア毎に一部価格が異なる場合があります。

特長 :

1.Ua値0.35のダブル断熱仕様の追加

FAVOはご要望に合わせて選べる断熱仕様を用意しています。
今回、このラインナップにUa値0.35を実現する新仕様を追加します。
天井屋根面には高性能グラスウール、壁面には高性能グラスウール+外張り付加断熱(断熱パネル45mm)+高断熱複層サッシを採用。イニシャルとランニングのコストをトータルで考えたときに、非常にコストパフォーマンスの良い仕様となっています。


2.地震保証付き構造パッケージ
これまで当社が取り組んできた、耐震性の高いテクノスター工法、繰り返しの地震にも強いオリジナル制震システムEVAS(イーバス)、全棟耐震3設計、全棟耐震3チェック証明書、実物大建物での実験検証などの「命を守る構造体」と、地盤・構造20年長期保証、60年定期点検システム、第3者機関検査体制(3回)、200項目以上の自主検査体制といった「保証・検査体制による安全性の実証」に加え、新築から10年間、万が一お住まいが地震の揺れを起因として全壊・大規模半壊・中規模半壊・半壊してしまった場合でも補修・建て替え費用を建物販売価格(税込)の100%まで保証する「地震保証」を提供開始しています。
これらをパッケージとしてお客様に提供します。

3.キッズデザインの進化
今回のFAVOでは、「新しい子育ち提案」を採用しています。
「新しい子育ち提案」とは、子どもの将来を考え、「探究心を育む子育ち環境のある暮らし」をテーマに掲げ、子どもたちに今必要とされている力「探求心」につながる想像力や思考力などの力を伸ばし、暮らしの中で自然と養っていくような提案です。

「新しい子育ち提案」は以下の6つになります。

①「であえる本棚」
家族のコミュニケーションを促す本棚
・リビングや階段等、生活動線上に本棚を設置し、日常的に本に触れることで個性や感性を育む
・家族の興味関心が分かるように皆の本を置く

②「えらべる居場所」
家の中に様々な居場所を散りばめ、選択できるようにする
・明るさや広さなど、性質の異なる居場所を目的に合わせて選ぶことで、主体的に決定する力を育む
・物や場所を固定せず、大人も子どもも自由に使える

③「うみだすスタジオ」
想像力を広げ、自由に観察・創作できる土間空間
・外とつながる土間空間なら、外を持ち込みやすく掃除もしやすい
・思い立った時にすぐに利用でき、集中力を持続させる

④「まなべるキッチン」
お手伝いを叶えやすいオープンでフラットなキッチン
・開放的なキッチンで、食材や調理の工程に触れて、体感することが学びになる
・安全仕様・掃除のしやすさ・作業のしやすさで、子どものお手伝いしたい!を叶えやすい

⑤「ひらめき個室」
子どもの成長や環境の変化、ニーズに合わせて変えられる汎用性の高い個室
・家族でアイデアを出し合い、主体的に選択・編集するマインドを育む
・編集しやすいよう、照明やコンセント配置に配慮

⑥「よりそう収納」
収納する物・量・人に合わせて可変する収納
・カスタマイズしやすい収納で、収納自体を学びに
・取り出しやすく片付けやすい仕掛け

プラン例 : 子どもの居場所がたくさんあるお家
※①〜⑥は新しい子育ち提案の①〜⑥と連動

【POINT】

子どもにたくさんのものに触れさせ、体験させることで、好きを伸ばし、興味を広げて欲しいと思っている共働き家族のための家。子どもがやりたいことや気分に合わせて選べる居場所が、この家にはたくさんあります。
・玄関・LDK:玄関とリビングの仕切りをなくした開放的なLDK。広い土間は、思い立った時にすぐに使えて、アイデアを表現できるスタジオ空間となります(②、③)

・キッチン: オープンでフラットなキッチンで、子どものお手伝いしたいという希望を叶えます(④)

・階段:階段には本棚とベンチを設置。子どもも大人も、本に触れる機会が増え、興味や関心を広げられます(①)
階段下は、天井の低い作業スペースがあり、秘密基地のような空間です(②)

・水回り:ランドリールームとファミリークローゼットが隣接しているので「洗う作業」と「片付ける作業」を最短距離で行うことができる使いやすい動線になっています

・2階:将来的に個室にもできる、フリースペースを設置。小上がりタタミスペースは、寝室ともつながっており、子どもが小さい頃は、引き戸を開けて開放的に使ったり、子どもを寝かしつけた後に仕事ができるようになっています(②)。窓際のヌックは、外を眺めながら読書やゲームのできる、居心地の良い空間です(②)