第18回キッズデザイン賞
アイフルホームの「For PET #子どもと育つ、家族で育む」が
『審査委員長特別賞』を受賞

株式会社LIXIL住宅研究所は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会(本部:東京都港区)主催の「第18回キッズデザイン賞」の「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」において、アイフルホームの『For PET #子どもと育つ、家族で育む』が、更なる展開が期待できる意欲的な作品、建築・空間などとして評価され、「審査委員長特別賞」受賞しました。

■受賞作品

受賞企業 株式会社LIXIL住宅研究所アイフルホーム
受賞作品 「For PET #子どもと育つ、家族で育む」
受賞カテゴリー 建築・空間 C08.量産住宅
受賞部門 子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門

なお受賞理由は、「屋内でペットを飼っている家庭は増えており、子どもや家族とペットの共生に特化した提案。触れ合いの重要性とともに、ペットに優しい家は子どもたちにとっても安全な家であるというユニークな視点を持った量産住宅の設計コンセプトを評価し、特別賞に選出した。」となっています。

当社では今回の受賞を通じて、より一層「キッズデザイン」の認知拡大を目指すとともに、子どもの安全・安心を考え、環境に配慮した商品・サービスの開発を進めていきます。

■受賞作品「For PET #子どもと育つ、家族で育む」の概要

近年、ペットを新規で飼う方が増加傾向にあり、特にコロナ禍以降、自宅で過ごすことが多くなり、ペット(主に犬や猫)に癒しを求め、家族に迎え入れる人が増加しています。また、ペットを飼うことで子どもの成長過程に良い影響を与えるということが研究調査されており、海外では「子どもの成長過程にペットが果たす役割」について科学的に検証されています。海外の研究機関の研究によるとペットが子どもたちの心の成長に果たす役割としては、

・「幼少期」は思いやりの心を育て、考える力や理解力、判断力などが活性化
・「学童期」は動物への友情や思いやりの感情を育み人に対する思いやりを持てるようになる
・「思春期」は自尊心や責任感が育まれ、社会的な適合力が発達する

などの良い影響があると報告されています。他にも、子どもたちの身体の成長に果たす役割や発達障害を持つ子どもたちへの精神的影響、障がい者にとっての介在療法、アレルギー・免疫学的な影響などについて明らかになっています(※1)。
アイフルホームでは、ペットと暮らす家での困りごとが、子育て世帯の家の困りごとや求められる要素と親和性が高いことに着目し、キッズデザインの考え方を取り入れ「子ども目線」「子ども基準」で開発した主力商品『FAVO』に有識者(※2)や実際にペットを飼っている子育て世帯の声も取り入れて“子どもにもペットにもやさしい家”「For PET#子どもと育つ、家族で育む」を開発しました。
子どもとペットの暮らしやすさや安全性はもちろん、特に幼少期・学童期・思春期をペットと触れ合い過ごすことで、思いやりの精神や判断力・責任感など心の成長が期待できる提案となっています。

※1 人と動物の関係学研究チーム 代表:東京都立大学名誉教授星旦二先生(2020).ペットがもたらす健康効果. 社会保険出版社
※2 有識者については本リリース4ページ目を参照ください

『For PET #子どもと育つ、家族で育む』

◆「For PET #子どもと育つ、家族で育む」の特長

子育てしているご家庭での悩みとペットを飼っているご家庭の悩みは重複しており、これらの課題を解決する提案を採り入れた商品となっています。

【ポイント】
①床材の滑り/汚れ
滑りにくさと常に清潔を保てる性能を備えた床材を採用
②散歩後の足洗い場
散歩後の行動を考慮した動線を確保したプランに加え、外付け水栓で室内を汚さず足を
洗うことも可能
③遊び場の不足
ぐるぐる走り回れるLDKや足裏にやさしい素材のウッドデッキを設置
④不在時の温度・湿度管理
留守でも家の様子が分かり、エアコンの自動操作可能なホームデバイスを設置

◆「FAVO for PET」監修協力

星 旦二さん Tanji Hoshi
東京都立大学名誉教授
1950年、福島県生まれ。福島県立医科大学卒業後、東京大学で医学博士号を取得。東京都衛生局、厚生省国立公衆衛生院、英国ロンドン大学大学院留学などを経て、現職。公衆衛生をテーマとして「健康長寿」に関する研究と主張をつづける。
近著に「ピンピンコロリの新常識」(主婦の友社・2018年)