LIXIL住宅研究所の「すごい家」が2024 防災・減災×サステナブル大賞の「防災・減災×SDGs賞 ソリューション部門 優秀賞」を受賞

株式会社LIXIL住宅研究所は、健康を極めた住まい「すごい家」が、一般社団法人減災サステナブル技術協会が主催する「防災・減災×サステナブル大賞」において、サステナブル社会の構築への寄与においてＳＤＧｓ性側面が高い活動として評価され、「防災・減災×ＳＤＧｓ賞 ソリューション部門 優秀賞」を受賞しました。

なお、同賞の受賞は、昨年のアイフルホームの「停電対策提案 ｂｙ ＦＡＶＯ [フェイボ]に続き、2回目となります。

当社の「すごい家」は、住まい手や専門家の声をもとに、これまで培ったノウハウを結集し、当社が考える「これからの住まいに必要なものをもれなく搭載し、お求めやすく提供する」をコンセプトに開発しました。

特長は、太陽光発電、蓄電池、耐震・制震を搭載し、防災・減災を追求した住まいであることです。加えて、ＨＥＡＴ20 Ｇ3基準を上回る断熱性能と全館空調を合わせることで部屋間の温度差を解消し、熱中症やヒートショックなどの健康リスク軽減が期待できます。さらに、特許技術光触媒担持チタンメッシュによる空気清浄機能を組み込んだ全館空調は、室内のウイルスや細菌などの除菌効果を確認しており、ウイルスなどの感染症のリスク軽減が期待できるなどバイオハザードに向けた対策も強化した住宅となっています。

特に、特許技術光触媒担持チタンメッシュによる空気清浄機能については、第三者機関による実物大実験（モデルハウス）を実施し、換気・除菌・脱臭の効果があることを実証しています。除菌・脱臭の実験は、ラボなどの実験施設での実験は多数行われており、その効果が実証されていましたが、実物大の建物で実験が行われることはほとんどなく、本物の家で実験することで実際の暮らしにより近い環境での空気の質が測定され、その効果が実証されたことは意義あるものとなっています。

今回受賞は、防災・減災を追求した住まいであるとともに、室内のウイルスや細菌などの除菌効果から感染症のリスク軽減が期待できるなど、ウイルスなど感染症に対するバイオハザードを強化していることなどが評価されたものです。 当社では、今後も地球温暖化問題、資源・エネルギー・廃棄物問題、少子高齢化問題などの社会課題の解決に向けて、「持続可能な社会」「低炭素社会」などの実現を目指して住宅でできる取り組みを進めていきます。

■「防災・減災×サステナブル大賞」について

「防災・減災×サステナブル大賞」は、一般社団法人減災サステナブル技術協会が新たに確立した評価手法を以て、より安全・安心な真のサステナブル社会の実現に向けた防災・減災における取り組みの成果・実績などを評価し、授与するものです。

■「すごい家」の3つの開発テーマとテクノロジー　

※各データは標準地仕様となり、寒冷地仕様とは異なります。

テーマ①　ＴＨＥＲＭＯ▶︎冬場どこにいても暖かい家

冬の寒さと健康の相関関係に注目し、健康のために一年中適度な室温の家を設計。さらに、全館空調と高断熱性能で、部屋間や部屋の上下の温度差を解消しています。

テーマ③　ＳＡＦＥＴＹ▶︎安心して暮らせるストレスフリーな家

「すごい家」は、太陽光発電に加え蓄電池も標準搭載しています。普段は太陽光発電による電力の活用、夜間は蓄電池に貯めた電力の活用が可能で、災害時には非常用電力として使えるレジリエンス住宅です。さらに、「耐震等級3＋制震」を標準搭載し、安心して暮らせるストレスフリーな家を実現しています。